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ローカル線の魅力
ローカル線とは、いわゆる小規模な地域内輸送や、地域間輸送の鉄道路線及び道路・航路のことを指します。

ローカル線の中には地域の足としての利用だけでなく、観光地の鉄道として知られているものもあり、存在そのものが貴重となっているものも数多くあります。

山あいの風光明媚な区間を走る山岳鉄道や、本線ではすでに旧式化され使用されなくなった年代物の車両や、蒸気機関車を走らせている地域もあります。

そこには普段利用している通勤電車では決して味わうことのできない風情と景色があります。

北は北海道から南は九州まで各路線のローカル線があり、古びた駅舎、古き良き日本が残る沿線風景…。

そんな郷愁誘う魅力がいっぱいのローカル線もたくさん残っています。

その中で紹介したいのは北海道のローカル線です。

宗谷本線は旭川、稚内を走る全長259.4kmのローカル線で、この宗谷本線こそが、日本最北端路線なのです。

そして、もうひとつ紹介するローカル線は、北海道をもっとも誇るローカル線、釧網本線です。

網走、東釧路を走る166.2kmの釧網本線は、北海道の四季折々の絶景を楽しむことができ、特に冬の風物詩『三白』と呼ばれているタンチョウヅル、オオハクチョウ、流氷、このすべてが、この釧網本線の車窓からすべて鑑賞できるところにあります。

また、トロッコ列車『ノロッコ号』で釧網本線をゆっくり渡るのも、北海道の冬の醍醐味なのではないでしょうか。

旅行写真