ラーマキエン | |
トンプリー王朝時代の守護寺院だったワット・アルン(暁の寺)の大仏塔には、『ラーマキエン』の登場人物の石像が飾られています。 また、王宮内のワット・プラ・ケオ(エメラルド寺院)のエメラルド仏を祀る本堂をはじめ、それを取り巻くすべての建造物は、ぐるりと回廊に囲まれており、その壁画にも『ラーマキエン』の物語に題材をとった鮮やかな絵画が描かれています。 回廊の途中には6つの門があり、そのそれぞれに門を守るようにして大きな鬼の像が両脇を守るようにして立っています。 これも『ラーマキエン』の登場人物で、人肉を好む邪悪な性格であるといわれる鬼です。 『ラーマキエン』は、インドの長編叙事詩『ラーマーヤナ』を基に、登場人物やストーリーをタイ風にアレンジしたものです。 タイ語で、古くから口承で伝えられていたものをラマ一世がまとめ、1789年に完成させたのです。 現在、タイ文学を代表する作品となっています。 主人公は、ヴィシュヌ神の生まれ変わりとされるアユタヤのラーマ王子です。 婚約者のシータ姫が悪魔トッサカンにさらわれてしまったことから、彼は白猿の王ハムマーン率いる猿軍団の助けを借りて、悪の軍団に立ち向かうのです。 最後は、無事、姫を救い出し、ハッピーエンドで幕を閉じます。 タイの古典舞踊の主要な演目になっています。 エメラルド寺院の回廊の壁画はラマ3世の命によって造られ、その後何度も修復が行われています。 回廊をめぐりながら、壁画を楽しむと共に、東側にも目を向けてください。 8基の仏塔が一列に並んだ姿は壮観です。 これらは形は同じで色が違うものとなっています。 アシックス 肩バランス アシックス ユニフォーム アシックス ゲルバーストスラッシュ |
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