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ヒッチハイク
多くの場合、通りすがりの自動車に無料で乗せてもらう行動を指す。交通量の多い道路の脇に立ち、腕を肩から水平方向に目一杯伸ばし、親指を突き立てたポーズを取ることがヒッチハイクの意思表示とされている(決して人差し指を立ててはいけない。写真のポーズを参照のこと)。行き先を大きく書いた紙を掲げながらやることも多い。

長距離トラックなどの運転手の好意で成功する場合もあるが、乗せて貰ったからといって寝てしまったり、運転手の迷惑になる行為は、ヒッチハイクの最低限のマナーとして厳禁とされている。

ヒッチハイクをする理由としては、資金面の問題・冒険意識の問題(いわゆる「貧乏旅行」)などがあげられる。

かつてはヒッピー文化の影響で、世界中でヒッチハイクによる旅行を試みる若者もいたが、国によっては法令で禁止されたことなどもあって、現在では移動手段としてヒッチハイクを選択する文化は衰退している。

アメリカ合衆国ではヒッチハイクを装った強盗事件が多発したため、現在では多くの州で法律違反となっている。

ヒッチハイクを扱った作品 [編集]

ヒッチャー - ルトガー・ハウアー主演の映画。
進め!電波少年 - 「猿岩石のユーラシア大陸横断ヒッチハイク」等の番組企画でヒッチハイクによる旅行の模様が放送された。
テルマ&ルイーズ - ブラッド・ピットがヒッチハイカー役を演じた。
銀河ヒッチハイク・ガイド - 主人公が宇宙をヒッチハイクによってまわるというSFコメディ
おにぎりあたためますか - HTB=北海道テレビ放送制作のバラエティ番組。番組宣伝活動・北海道完全制覇の旅!!と言うコーナーで、オクラホマの河野真也と藤尾仁志が北海道の各市町村を回るが、主な移動手段としてヒッチハイクを行うことが多い(佐藤重幸、佐藤麻美が代行したこともある)。なお、河野は同番組内(2009年1月20日放送)で「Wikipediaでヒッチハイクを調べると自分が出てくる」旨を発言している。
ヒッチハイクで日本一周 -山添勝志著。沖縄から北海道まで、ヒッチハイクで日本一周を企てた珍道中を書籍化したもの。
ジャン・ハロルド・ブルンヴァン『消えるヒッチハイカー』 -ヒッチハイカーが運転手に殺される、などの都市伝説をまとめた本。
旅行写真