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ラフティー
沖縄県の郷土料理。元々は琉球王朝の宮廷料理であった。皮付きの三枚肉を用いる。発音はラフティーが正しいが、近年ではラフテーと表記・発音されることも多い

沖縄そばのや、正月料理や法事の重箱に用いられる「三枚肉(の煮付け)」に似た料理であるが、宮廷料理である「ラフティー」「ラフテー」は、に観光客向けの琉球料理店でのみ供される。甘辛く濃い味付けで箸で切れるほど柔らかく煮込まれており、薄切りではなくある程度の大きさのある塊のまま、他の具材とは合わせずに単品で供される点が、庶民料理である「三枚肉」との相違点である

一般的なレシピでは毛を剃った後、残った毛を直火であぶってこそげとる。かたまりのまま下茹した後、5cm角程度に切り分ける。これを泡盛、醤油、鰹や昆布の出汁、砂糖をあわせた煮汁の中に入れて弱火で数時間煮る。八角など中華風の香辛料は加えない。

その後、冷まして煮汁の表面に固まったラードを取り除いた上で煮返す。盛りつけの時にショウガを添えることもある。
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