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旧観自在王院03南門跡
旧観自在王院03南門跡

タイトル  旧観自在王院03南門跡
目的地 日本・アジア > 日本 > 岩手県
場所 旧観自在王院
時期 2005 年 10 月
種類 観光スポット
コメント 10:39撮影。
正面から。

旧観自在王院とは。
「頼朝が平泉を攻略したのは文治五年(1189)の秋のことであった。
このとき平泉の衆徒が頼朝に提出した文書が鎌倉幕府の記録である『吾妻鏡』に収録されている。

『観自在王院は阿弥陀堂とも号するなり。
基衡の妻(宗任の女なり)の建立なり。
四壁に洛陽の霊地名所を図絵す。
仏壇は銀なり。高欄は磨金なり。
つぎに小阿弥陀堂も同人の建立なり。』と。

これによって、この御堂は阿弥陀如来を本尊としていたことがわかる。
阿弥陀如来の別名は観自在王女であるから、この御堂の名称はここから出ている。

建立者は平泉藤原氏の二代基衡の妻であり、前九年の役で滅亡した安倍宗任の女であるという。
初代清衡の母も安倍氏であった。

堂内の四壁に図絵された京の都の霊地名所〜
は、八幡の御放生会・加茂の祭・鞍馬・醍醐〜
宇治の平等院・嵯峨・清水など七か所の情〜
(正和二年極月吉日大衆訴状)。ここにひ〜
化に憧憬した思慕の心をひることができる。」

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