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ルクソールの街角にて
ルクソールの街角にて

タイトル  ルクソールの街角にて
目的地 アフリカ・中東 > エジプト > ルクソール
場所 ルクソール
時期 1993 年 10 月
種類 景色
コメント ―――――ルクソールの東岸から西岸へは私が観光用フェリーではなく安くあがる地元の人たちが利用する渡し船に乗ろうという思惑は宿泊していたアガサクリスティーの小説ナイル殺人事件の映画化にあたり舞台ともなったウインターパレスホテル前にたむろしていたテーイップという男にまんまと乗せられ乗ってしまった妻のせいでもろくも崩れたが行きも帰りも風が吹かず帆がたなびくナイル渡しどころか二人の少年の形相がくずれんばかりに力がいりそうな手漕ぎボートに早がわりするもいけどもいけども川の流れに逆らえずわずか5分のはずの川渡りは1時間も要しナイル時間というたおやかな体験をしたあげく往復料金だと結局得したことにひそやかな悦に浸っていた。           


――――――アスワンでは空港からこれまたアガサ原作の映画の舞台となったカタラクトホテルへ送迎する手配会社のワゴンタクシーの3人組のツアーコンダクターたちに何で英語が喋れないのかと嘲笑されつついやがる私にしつこくユネスコが新アスワンハイダムで沈没するのを救ったことで有名な遺跡のあるフィラエ島へのオプションツアーを勧め無理矢 理妻を通して交渉してしまい渋々ついていったがフィラエ島への渡し舟がでる桟橋から世界が焼かれて溶けるような夕焼けを目の当たりにし劇的な感動をあたえらたおまけに帰りのバスで先程の3人組がかけてくれたミュージックテープはどこかで聞いたことのあるメロディーだと苦心してたら浪速音頭そっくりなことにあらためて心の琴線に触れたので今度は私の番だとばかりにそのテープをしつこく幾ら?とねばる私に折れた一人がカイロのハンハリー市場で購入した3倍の値をふっかけてきたが何故かそのテープはホテルに着いた時はただになっており「プレゼントだ」と渡され翌朝の空港への送迎中もずっと音楽をかけてくれ一人手拍子したりしドンチャン騒いでいた。                                    

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