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タイトル
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銀座のリストランテ
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目的地 |
日本・アジア > 日本 > 東京都
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場所 |
銀座 |
時期 |
2003 年 8 月 |
種類 |
景色 |
コメント |
★DOLCE(デザート)―― 本日のデザート二皿で取り分けて
「私もなにかできることから、と強く思うの、私の宗教観もあるのかもしれない。日本はほんとうに恵まれてる。平和ボケというか・・・」 「実践は、いろんな手段や可能性があるはずなんだ。そのためにネットを媒介にして『手帳』を書き、足跡で配信してるんだ。残念ながらあのコミュニティはそれしか手段はない(笑)」 「まるくんのいる時間帯って・・・匂いでわかるのよ(笑)。みんなコミュニティ内のことやコミュニティの構造上のこと、よくあ〜だこ〜だ言うけど、アクセス解析とかいろいろわかってるのかなぁ〜〜って・・・・無料のサービス提供受けてる、これが基本なのに」 「コミュニティづくりで、コミュニティのこと語ることほど不毛なことないよね。 アタシはかわいい♪ひとは、あなたの「匂い」じゃないけど、一瞬でわかる。これ自慢(笑)。 Mさんもほんとう、お綺麗ですよね♪ますます、あなたのことが好きになりました(笑)。 男と書いてヒト、女と書いてヒトという意味でだよ(笑)つまり人間どうしなんだよね。アタシのことも好きになって欲しいし、あなたのこともっと知りたいな、好きになりたいな。 これが人権教育なんだよ」
★ 小菓子、コーヒー(二人ともエスプレッソ)――喫煙サロンに場所を変えて―
「コミュニティづくりってのは、一人ひとり違うことを認めることなんだ。みんな違う、なんて頭で描いてる人はほぼ100%わかってない(笑)。深く学習しなければ、絶対身に付かない、まず態度に現れないものなんだ。ある人が自然に身につく、と仰ってたけど冗談じゃない(笑)」 「貧民街に接点もある町で住んでて、いろんな発見があったの。最貧の子たちは学校も行けなくてそれが悪循環で、勉強してね、と本を渡したりするじゃない?そしたら母親にすごくその子は叱られるのね。なんで人から施しや憐れみを買うのかって。憐れまれることこそが、すごい侮辱なんだなぁ〜って―――」 「それが、自尊感情ってことなんだ。同情や憐憫は「真に愛されてる」ことじゃないよね。 深く傷ついてる人の根っこを掘り起こすのは「手をさしのべる」ではないんだ。 難しいんだけど、いかにその人に近づけるか、共感を求めることができるかなんだよね」 「ねぇねぇ、教えて。まるくんて芸能人だと誰がいいの?」 「鈴木京香!!!でも、、、まだまだハニーと比べると物足らない」 「まるくん、めんくいだもんね・・・・ところで、『まるくんてどんなひと?』と友だちに聞かれるんだけど、う〜〜ん、、、答えられないの(笑)。いろんな枠があるなかに収まりきらないから・・・」 「変人だよ、ただの(笑)。でも・・・・まるくんは、まるくんなんだよ(笑)―――」
銀座のとあるビルの階上のレストラン―――。 エレベーターを降りると、そこには絵もいわさぬフィレェンツェのエッセンスが散りばめられている。アタシ(たち)もが、セピア色に染まるような空間と時間―――。 レセプションを抜け、長いワインカーブがある回廊を通り、ホールへ、そしてダイニングルームへ―――。 そこでの食事と会話には、食べたパンのように皮は固い真実と、もしかしたら空気穴のような虚偽があるのかもしれない。 しかし、仮に嘘があったにせよ、「心地よい嘘」なら、それでいいではないか――――。 またひとつ、珠玉の時間、宝物箱を逆さにしたような時間が蓄積された。 美しいひとに感謝したい。 |
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